痛みを問う
先日の少林寺拳法の練習翌日、背中をねじった瞬間に「あっ痛っ(´;ω;`)」
何なんだ、この刺すような痛みは・・。
気のせいかもしれないという淡い期待はいとも簡単に消え去りました。
普通にしてたらあまり痛くないけど、ふと身体が少しでも捻じれた瞬間に、背中左側に確かに鋭い痛みが走ります。残念ながら気のせいではない・・。
以前腎臓が拡張していると指摘を受けたことがあり、腎臓?
運動後だし、はたまたただの筋肉痛?
こんなときは、消去法で安心したくなりますよね?
大ごとじゃなければそれでいい。みたいな。でも確かめる手段がない。
当然ですが、目に見えない部分に関しては、血液検査や画像検査をせにゃわからんのです。
今日は、そのあとで「ほら見て、何の問題もないよ」と言われたときに自分を納得させる方法をご紹介します。
中医学の世界でも、痛みを診断し、対応を考えたり漢方薬を服用することがあります。
痛みに限らず、身体に出る様々な症状の原因を分類し、その原因に対処するのですが、それが暑い寒いなどの気候や、人間の感情も原因になるというのが中医学の面白いところ。
・外因(外からの原因ですね)・・風、寒、暑、湿、燥、火(熱)の六淫の邪気
怪我、害虫
・内因(いわゆる感情です)・・喜、怒、憂、思、悲、恐、驚の七情
・不内外因(外因や内因から生じた病理産物です)・・痰飲、瘀血
寒い時期に悪化したり、ストレスで胃痛があったり、気候や感情が身体と密接につながっていることは、今まで体験している人が多いと思います。
で。今回の私のこの刺すような痛みは刺痛と言いますが、中医学では上記にある瘀血が原因のことが多いです。(発生が急であること、痛みが限定的なものに関しては、まず西洋医学的に検査をお勧めします。)
外因の「怪我」→「瘀血」→痛み
ですね。
私の場合、この瘀血が生じた原因は、ズバリ少林寺拳法でしょう。練習の後から痛いし。
なので、検査をして「ほら見て、何もないよ?筋肉痛じゃない?」と言われたら
湿布を張りつつ、瘀血に効くような漢方薬を飲んでみようかな。
※血の巡りをよくする薬はたくさんあり服用している方も多いと思いますが、漢方薬と西洋薬では捉え方が違っており、特に西洋薬では循環器の主要かつ大事なお薬です。お医者さんの指示通りにきちんと服用しましょう(^^♪